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07/07/2016

驚異の砂芝オープン連勝

長らくスランプに陥っていたデムーロが、桜花賞以来のJRA重賞制覇。手綱を取ったのはレッドファルクス。前走、ダートでオープン初勝利をあげた馬が、返す刀で芝重賞も勝ってしまった。これは稀にみる快挙である。

86年以降、ダート→芝、芝→ダートというステップでJRA平地オープンを勝った馬の頭数は以下のとおり。

ダ→芝OP1着 284頭
芝→ダOP1着 210頭

上記のうち、前走もオープンだった馬の頭数は以下のとおり。

ダOP→芝OP1着 142頭
芝OP→ダOP1着 195頭

上記のうち、前走もオープン1着だった馬の頭数は以下のとおり。

ダOP1着→芝OP1着 21頭
芝OP1着→ダOP1着 17頭

上記38頭のうち、29頭はアラブ。サラブレッドで達成したのは以下の9頭しかいない。

<ダOP1着→芝OP1着>
タイキシャトル   97年ユニコーンS(ダ1600m) →97年スワンS(芝1400m)
スギノキューティー 98年バイオレットS(ダ1400m)→98年クロッカスS(芝1400m)
エルコンドルパサー 98年共同通信杯(ダ1600m)  →98年NZT4歳S(芝1400m)
カチドキリュウ   00年シクラメンS(ダ1400m) →01年クリスタルC(芝1200m)
スリープレスナイト 08年栗東S(ダ1200m)    →08年CBC賞(芝1200m)
レッドファルクス  16年欅S(ダ1400m)     →16年CBC賞(芝1200m)

<芝OP1着→ダOP1着>
ポジー       95年UHB杯(芝1800m)→95年神無月S(ダ1600m)
グルメフロンティア 98年中山金杯(芝2000m)→98年フェブラリーS(ダ1600m)
エイシンサンルイス 99年菩提樹S(芝1400m)→99年ギャラクシーS(ダ1400m)

2、3歳時は地力の違いで押し切っても不思議はないが、古馬での連勝は至難の業。上記9頭のうち4歳以上で成し遂げたのは4頭。ただしポジーの芝は「1-1-0-17」で、UHB杯もハンデと展開に恵まれた僅差勝ち。“二刀流”と言えるのは、スリープレスナイト、レッドファルクス、グルメフロンティアの3頭だろう。
しかし上には上がいて、JRA以外のレースも含めると、アグネスデジタルが「マイルCS南部杯(ダ1600m)→天皇賞秋(芝2000m)」「香港C(芝2000m)→フェブラリーS(ダ1600m)」と2度のG1連勝を果たしている。この怪物を超える異能馬が現れる日は来るのだろうか…。

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