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08/25/2016

同日重賞大本命敗退

札幌記念はモーリス、北九州記念はベルカント。14日の重賞にはどちらも単勝1倍台の大本命がいたが、どちらも2着に敗退した。86年以降、単勝1倍台の馬が人気に応えられなかったJRA重賞は496レースで、そのうち“同日発生”は25例。2着敗退は188レースで、そのうち“同日発生”は以下の4例しかない。

88/12/18
阪神3歳牝馬S アイドルマリー 1.5倍
CBC賞    シンウインド  1.7倍

92/2/16
共同通信杯 ノーザンコンダクト 1.5倍
きさらぎ賞 マヤノペトリュース 1.7倍

94/12/24
フェアリーS  エイシンバーリン 1.4倍
ラジオたんぱ杯 ナリタキングオー 1.5倍

04/3/27
日経賞 ゼンノロブロイ 1.1倍
毎日杯 シェルゲーム  1.7倍

16/8/21
札幌記念  モーリス  1.6倍
北九州記念 ベルカント 1.5倍

04年3月27日の2頭はともに藤沢厩舎。シェルゲームが単勝2.7倍の2番人気キングカメハメハに負けた毎日杯はまだしも、1.1倍(!)のゼンノロブロイが10.0倍の2番人気ウインジェネラスに逃げ切りを許した日経賞には、藤沢先生も我が目を疑ったに違いない。
その04年の2レースとは対照的に、先週の2レースは勝ち馬が同じ厩舎。ベルカントを負かしたバクシンテイオーも、モーリスを下したネオリアリズムも、関東の堀厩舎である。つまり、札幌記念は堀厩舎のワンツー、俗に言う「2頭出しは人気薄を狙え」というやつだ。
さらに興味深いことに、堀厩舎は昨年の札幌記念も単勝1.7倍のダークシャドウで2着敗退。これにモーリスの2回(16年安田記念・16年札幌記念)、ドゥラメンテの2回(15年共同通信杯・16年宝塚記念)を加えると、藤沢厩舎の9回、角居厩舎の6回に次ぐ現役3位の「単勝1倍台で重賞2着5回」。多くの一流馬を預かっている一流厩舎であることの証左であろう。

ちなみに、同日3場3重賞で単勝1倍台の馬が敗れたのは、86年以降では以下の1例だけある。

88/9/25
セントライト記念 コクサイトリプル  1.3倍 3着
神戸新聞杯    アラホウトク    1.9倍 5着
函館3歳S    クラシックブリッジ 1.6倍 3着

現在では重賞を1日に3レース施行すること自体ほとんどなくなったため(今年は11月12日のみ。それも障害含む2場施行)、こんな衝撃的な日は二度とないかもしれない。

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