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09/16/2016

春の王者 快挙へ好発進

高松宮記念の覇者ビッグアーサーが、同レース以来のセントウルステークスを快勝し、春秋制覇に向けて絶好のスタートを切った。G1昇格後の高松宮記念(96~97年は高松宮杯)がこれまでに送り出した短距離チャンピオン(外国馬除く)は、のべ20頭。そのうち、高松宮記念の次のレースを勝った馬は、ビッグアーサーのほかには2頭しかいない。20頭の「次走」と同年スプリンターズステークスの成績は以下のとおり。

96年フラワーパーク  →安田記念  9着→スプリンターズS1着
97年シンコウキング  →スワンS  9着→スプリンターズS不出走
98年シンコウフォレスト→スワンS  9着→スプリンターズS11着
99年マサラッキ    →CBC賞  2着→スプリンターズS9着
00年キングヘイロー  →京王杯SC 11着→スプリンターズS7着
01年トロットスター  →安田記念  14着→スプリンターズS1着
02年ショウナンカンプ →函館SS  4着→スプリンターズS3着
03年ビリーヴ     →京王杯SC 8着→スプリンターズS2着
04年サニングデール  →京王杯SC 7着→スプリンターズS9着
05年アドマイヤマックス→京王杯SC 4着→スプリンターズS3着
06年オレハマッテルゼ →京王杯SC 1着→スプリンターズS9着
07年スズカフェニックス→安田記念  5着→スプリンターズS9着
08年ファイングレイン →セントウルS9着→スプリンターズS10着
09年ローレルゲレイロ →安田記念  15着→スプリンターズS1着
10年キンシャサノキセキ         →スプリンターズS2着
11年キンシャサノキセキ→引退
12年カレンチャン   →セントウルS4着→スプリンターズS2着
13年ロードカナロア  →安田記念  1着→スプリンターズS1着
14年コパノリチャード →京王杯SC 7着→スプリンターズS12着
16年ビッグアーサー  →セントウルS1着→?

多くの馬は次走で距離を伸ばし、完敗している。ほかに適鞍がないためマイル路線にも色気を見せたところ、歯が立たなかったということだ。例外が、オレハマッテルゼとロードカナロア。前者はもともとマイラーで、1200m戦は高松宮記念まで未経験。後者は言わずと知れた怪物スプリンターで、安田記念は力の違いで勝ちきった。脇目もふらず1200m路線をひた走るビッグアーサーのようなトップスプリンターは、実は稀な存在なのである。

ビッグアーサーが5歳で制した高松宮記念は、キャリア11戦目。これは、4歳で制したショウナンカンプの13戦目、コパノリチャードの12戦目より少なく、フラワーパークの9戦目に次ぐ数字。馬はまだまだ若い。
父サクラバクシンオーは4歳師走(当時)のスプリンターズステークスから完全本格化し、翌年、同レース連覇を花道に引退。晩年の傑作は、4歳秋のG1には間に合わず、翌春、父の時代にはなかったG1で頂点に立った。次に目指すはもちろん、父待望のスプリンターズステークス2代制覇だ。

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