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03/10/2017

着々復権関東馬

関西馬15勝、関東馬11勝。まだ2か月少々だが、ここまでのJRA重賞は、関東馬の健闘が大いに目を引く。これがフロックと思えないのは、昨年の躍進があるから。昨年の関東馬は、東西が逆転した88年以降最多の53勝。最少だった06年の倍近い。一昨年の45勝も高水準だったから、巻き返し傾向は本物とみていいのではないか。00年以降の東西内訳と、関東馬の比率は以下のとおり。

00年 関西馬 88勝 関東馬37勝 .296
01年 関西馬 87勝 関東馬40勝 .315
02年 関西馬 84勝 関東馬42勝 .333
03年 関西馬 89勝 関東馬34勝 .276
04年 関西馬 89勝 関東馬38勝 .299
05年 関西馬 91勝 関東馬33勝 .266
06年 関西馬 99勝 関東馬28勝 .220
07年 関西馬 89勝 関東馬41勝 .315
08年 関西馬 96勝 関東馬35勝 .267
09年 関西馬101勝 関東馬31勝 .235
10年 関西馬 89勝 関東馬43勝 .326
11年 関西馬 99勝 関東馬34勝 .256
12年 関西馬 96勝 関東馬38勝 .284
13年 関西馬 92勝 関東馬41勝 .308
14年 関西馬 95勝 関東馬40勝 .296
15年 関西馬 90勝 関東馬45勝 .333
16年 関西馬 84勝 関東馬53勝 .387
17年 関西馬 15勝 関東馬11勝 .423

今年の関東馬の健闘ぶりには、「11勝」と「.423」のほかにも注目すべき点がある。それは「関西圏での活躍」。ここまで京都・阪神・中京・小倉で行なわれた重賞13レースのうち、なんと5レースを、目下4週連続で、関東馬が制しているのだ。

1/22 東海ステークス グレンツェント   加藤征
2/12 京都記念    サトノクラウン   堀
2/19 小倉大賞典   マルターズアポジー 堀井
2/26 阪急杯     トーキングドラム  斎藤誠
3/04 チューリップ賞 ソウルスターリング 藤沢

86年以降、関西圏重賞で関東馬が10勝以上あげた年は以下のとおり。15年に最多15勝、16年に2位タイの12勝をあげていることにも、関東馬の巻き返し傾向は見て取れる。

15勝 15年
12勝 86年・16年
11勝 98年・10年
10勝 87年・07年・09年

最後に“東高西低”だったのは「関東馬63勝VS関西馬46勝」の87年。このペースなら、再逆転は無理でも、30年ぶりの60勝突破は十分期待できそうだ。今週は4鞍に18頭が参戦。まずは土曜の阪神スプリングJで、1番人気必至のオジュウチョウサンがあっさり5週連続関西圏重賞Vを達成か…。

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