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05/11/2017

3度目のレディーファースト

朝日杯連対馬が皐月賞とダービーでも掲示板に載り、皐月賞とダービーの掲示板を同じ5頭で占めた昨年の3歳牡馬は歴史的“ハイレベル拮抗”世代だったが、その反動か、今年の3歳牡馬は稀にみる“低レベル拮抗”世代。朝日杯、皐月賞、NHKマイルカップの掲示板5頭の人気と3連単の配当は以下のとおりだ。

朝日杯FS   6→7→12→1→8  221,200円
皐月賞     9→4→12→13→5 1,064,360円
NHKマイルC 2→13→6→7→16  296,160円

荒れも荒れたり。さらに驚くべきは、この3レースの1番人気をすべて牝馬に譲ったこと。しかもその3頭はすべて敗退しているから、「運悪く同世代に女傑がいた」というわけでもない。
86年以降、日本の牝馬が1番人気に支持されたJRA牡牝混合G1は52レースを数えるが、そのうち世代限定戦は以下の9レースだけ。その3分の1が現3歳世代のレースというのは、まったくもって異常事態である。

88年阪神3歳S   アイドルマリー   2着
90年阪神3歳S   ミルフォードスルー 3着
95年菊花賞     ダンスパートナー  5着
96年NHKマイルC ファビラスラフィン 14着
97年NHKマイルC シーキングザパール 1着
16年NHKマイルC メジャーエンブレム 1着
16年朝日杯FS   ミスエルテ     4着
17年皐月賞     ファンディーナ   7着
17年NHKマイルC カラクレナイ    17着

今年のNHKマイルカップはカラクレナイが惨敗したものの、2番人気の牝馬が勝ち、13番人気の牝馬が2着。これも只事ではない。86年以降、牝馬がワンツーを決めたJRA牡牝混合G1は以下の6レース。世代限定戦は今年と05年のNHKマイルカップだけだ。

94年安田記念     5番人気ノースフライト  →10番人気トーワダーリン
05年NHKマイルC  2番人気ラインクラフト  →10番人気デアリングハート
07年スプリンターズS 3番人気アストンマーチャン→1番人気サンアディユ
08年天皇賞秋     1番人気ウオッカ     →2番人気ダイワスカーレット
13年ジャパンC    1番人気ジェンティルドンナ→7番人気デニムアンドルビー
17年NHKマイルC  2番人気アエロリット   →13番人気リエノテソーロ

さすがにダービーには牝馬の参戦はなさそうだが、引き続き混戦必至。史上初めて朝日杯も皐月賞も5番人気以下が勝った世代の頂上決戦は、はたしてどんな結果になるのやら…。

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