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06/16/2017

次男坊強し

ダービー後の東京開催で2歳新馬戦がスタートしたのは12年から。当然、勝ちタイムはまだ遅い。そして、番組上は「夏」でも古馬のレベルはまだ「春」なので、指数も低く出る。
それでも、相対的に速いタイムで勝った馬には要注意だ。これまで、牡牝混合の芝1400m戦を「1分23秒以下」、同芝1600m戦を「1分36秒以下」、同芝1800m戦を「1分50秒以下」で勝った馬は以下のとおり。

東京芝1400m
1分22秒7 トウショウドラフタ→クロッカスS1着・ファルコンS1着・信越S1着
1分23秒0 マイネルバールマン→クリスマスS1着・端午S1着
1分22秒8 アエロリット   →NHKマイルC1着

東京芝1600m
1分35秒7 ロードクエスト →新潟2歳S・NHKマイルC2着・京成杯AH1着
1分34秒8 ステルヴィオ  →?

東京芝1800m
1分50秒0 メジャーエンブレム→阪神JF1着・クイーンC1着・NHKマイルC1着
1分49秒9 イブキ
1分49秒9 ジナンボー    →?

昨年までの勝ち馬6頭のうち、5頭は同年か翌年にオープンを、2頭はG1を勝っている。残る1頭、現3歳のイブキも、新馬直後の新潟2歳ステークスでは3着、3歳500万条件の水仙賞では京都新聞杯2着・白百合ステークス1着のサトノクロニクルを2着に下しており、今年中にオープンを勝つ可能性は十分残されている。
となると、今年ここまでの好タイム勝ち馬2頭、ステルヴィオとジナンボーにも大きな期待をかけたくなる。特に、パドックでは若さを覗かせながらもレースでは優等生に一変し、ノーステッキで楽勝した後者は大物感たっぷり。“12冠配合”はだてではない。

この超良血馬、単に母の2番子であるからその名を与えられたわけではあるまい。日本一の個人馬主なればこそ、名馬に“次男坊”が多いことをご存じなのだろう。グレード制導入以降のダービー馬に限っても、母にとって2頭目の牡馬産駒だった馬は以下の14頭にのぼり、その半数が、変則含む2冠馬or3冠目。そしてなんと、目下4連勝中だ。

シンボリルドルフ
メリーナイス
トウカイテイオー
ナリタブライアン
タヤスツヨシ
キングカメハメハ
ディープインパクト
ディープスカイ
ロジユニヴァース
ディープブリランテ
ワンアンドオンリー
ドゥラメンテ
マカヒキ
レイデオロ

ジナンボー自身だけでなく、父ディープインパクトも母父キングカメハメハも、金子オーナーが所有した次男坊。3頭目のダービー馬、マカヒキも次男坊。さらに言えば、母アパパネは「次女」。同オーナーにとって“ジナンボー”は魔法の言葉であり、決して珍名ではないのである。

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