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12/07/2017

衰え知らずのステイヤー

JRA平地最長レース、ステイヤーズステークスを制したのは、昨年と同じ単勝1.3倍の大本命、アルバート。JRA史上10頭目となる「同一重賞3連覇」の達成だ。
同馬は今年のダイヤモンドステークスも勝っているため、JRA芝3000m以上重賞を通算4勝。86年以降、同カテゴリーの重賞を4勝以上した馬は以下の4頭しかいない。

<5勝>
メジロマックイーン 90年菊花賞 91~92年阪神大賞典 91~92年天皇賞春
ゴールドシップ   12年菊花賞 13~15年阪神大賞典 15年天皇賞春

<4勝>
スルーオダイナ   88~89年ステイヤーズS 89~90年ダイヤモンドS
アルバート     15~17年ステイヤーズS 17年ダイヤモンドS

アルバートの偉業の陰に隠れたが、2着に来たフェイムゲームの長距離実績も素晴らしい。86年以降、JRA芝2500m以上重賞で通算6連対以上を果たした馬は以下の10頭。フェイムゲームの7連対は、メジロマックイーンと並ぶ最多タイだ。

<7連対>
メジロマックイーン
1着 90年菊花賞 91~92年阪神大賞典 91~92年天皇賞春
2着 91年有馬記念 92年天皇賞春

フェイムゲーム
1着 14~15年ダイヤモンドS 14年アルゼンチン共和国杯 17年目黒記念
2着 15年天皇賞春 16年ダイヤモンドS 17年ステイヤーズS

<6連対>
ライスシャワー
1着 92年菊花賞 93年日経賞 93年天皇賞春 95年天皇賞春
2着 93年目黒記念 94年日経賞

ステージチャンプ
1着 94年日経賞 95年ステイヤーズS
2着 93年菊花賞 95年日経賞 95年天皇賞春 95年アルゼンチン共和国杯

メジロブライト
1着 97年ステイヤーズS 98年阪神大賞典 98年天皇賞春
2着 98年有馬記念 99年阪神大賞典 99年天皇賞春

テイエムオペラオー
1着 00年阪神大賞典 00~01年天皇賞春 00年有馬記念
2着 99年菊花賞 99年ステイヤーズS

アイポッパー
1着 06年ステイヤーズS 07年阪神大賞典
2着 05年阪神大賞典 06年目黒記念 06年アルゼンチン共和国杯 08年阪神大賞典

トウカイトリック
1着 07年ダイヤモンドS 10年阪神大賞典 12年ステイヤーズS
2着 06年阪神大賞典 06年ステイヤーズS 07年アルゼンチン共和国杯

ウインバリアシオン
1着 14年日経賞
2着 11年菊花賞 12年日経賞 13年有馬記念 14年天皇賞春 15年日経賞

ゴールドシップ
1着 12年菊花賞 12年有馬記念 13~15年阪神大賞典 15年天皇賞春

フェイムゲームの4勝はすべてハンデ重賞でのもの。86年以降、JRA芝2000m超ハンデ重賞を4勝した馬は、同馬と上記スルーオダイナの2頭だけである。
また、フェイムゲームの4勝はすべて東京競馬場であげたもの。現行東京芝ハンデ重賞、ダイヤモンドステークス、目黒記念、アルゼンチン共和国杯をすべて勝っている馬は、86年以降では同馬だけである。

悠々V3のアルバートも、去勢で競走馬寿命が伸びたフェイムゲームも、“競技人口”が少ないこの路線なら、まだまだ一線級。前者の「芝3000m以上重賞最多タイ5勝」も、後者の「芝2500m以上重賞単独最多8連対」も可能性十分とみるが、はたして…。

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