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05/17/2018

セン馬オープン全勝デー

12日土曜は、東京で京王杯スプリングカップ、京都で京都ハイジャンプ&都大路ステークスと、3鞍のオープン競走が組まれていたが、勝ったのはなんとすべて「セン馬」。これは怪記録である。
86年以降、セン馬はJRAオープン競走を287勝しているが、1開催日2勝以上は以下の5例しかなく、3勝となると今年の2例だけである。

2001年8月18日
新潟ジャンプステークス ヒカルボシ
小倉日経オープン    オーソリティー

2005年11月5日
秋陽ジャンプステークス テレジェニック
カシオペアステークス  アサカディフィート

2014年11月16日
福島記念   ミトラ
オーロカップ ダノンプログラマー

2018年2月18日
フェブラリーステークス ノンコノユメ
障害平場オープン    ヨカグラ
小倉大賞典       トリオンフ

2018年5月12日
京王杯スプリングカップ ムーンクエイク
京都ハイジャンプ    アスターサムソン
都大路ステークス    サンマルティン

障害転向後5戦3勝、オープン連勝を果たしたアスターサムソンが去勢されたのはデビュー前。同じタイプにはアサカディフィート、レッドデイヴィス、エリモハリアーといった平地重賞3勝馬もいる。セン馬のジャンパーは少なくないが、86年以降、障害オープンで3勝以上したのは意外に少ない12頭。まだ5歳のアスターサムソンが13頭目となる可能性は十分だ。

これがオープン初勝利となったサンマルティンは、重賞3勝、G13着3回のディアデラノビアの4番子。2歳夏の新潟で新馬戦を快勝したあとは順調に使い込めず、休養を挟みながら6、6、6、8着と4連敗したところで去勢。その後は「5-2-0-3」、掲示板外は1回だけだから、良血ながら早々に種牡馬入りを断念したことは吉と出た。6歳でもキャリアはまだ14戦だから、さらなる活躍が期待できよう。

上位3頭タイム差なしの大接戦を制したムーンクエイクは、重賞3勝、オークス3着のバウンスシャッセの半弟。デビューから2、1、4、2着後、3歳6月の去勢はいかにも早いが、この血統は気性に難があり、半兄2頭はいずれも去勢しているため、陣営も迷いはなかったのだろう。同じ藤沢厩舎の半弟、フラットレーは、昨年札幌で新馬を圧勝した後、5、13、8、6着。こちらも“男を捨てる”のは時間の問題か。

今週は、メイステークスに出走する5歳セン馬、アストラエンブレムに注目。2歳夏の新馬戦から4歳夏の新潟記念まで13戦連続4着以内と堅実に走ったが、毎日王冠を11着に惨敗すると、G1馬を母にもつ良血ながら、あっさり去勢された。復帰初戦の大坂城ステークスは2番人気で10着。叩き2戦目、昨年2着のこのレースでは、どんな走りを見せてくれるか…。

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