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07/19/2018

伏兵高齢馬ワンツーと歴史的圧勝

3連単2,563,330円の第1戦にはさすがに及ばなかったが、サマー2000シリーズ第2戦も大波乱。1~3番人気はまたまた馬券圏外に飛び、5→7→13番人気の決着で、3連単は571,480円。豪雨日本、酷暑日本は、ハンデ重賞も荒れまくっている。
しかしその函館記念では、配当以上に目を引いたことがあった。5番人気以下の7歳以上馬によるワンツーだ。昨今、高齢馬の活躍は珍しくなくなったが、これはなかなかの珍事である。86年以降のJRA重賞では、以下の8例しかない。

00年ダイヤモンドS
ユーセイトップラン(7歳7人気)→ジョーヤマト(7歳11人気)

10年アメリカJCC
ネヴァブション(7歳5人気)→シャドウゲイト(8歳9人気)

11年小倉大賞典
サンライズベガ(7歳6人気)→バトルバニヤン(7歳9人気)

12年小倉大賞典
エーシンジーライン(7歳5人気)→スマートギア(7歳10人気)

12年中日新聞杯
スマートギア(7歳6人気)→ダンツホウテイ(7歳9人気)

15年新潟大賞典
ダコール(7歳5人気)→ナカヤマナイト(7歳13人気)

18年新潟大賞典
スズカデヴィアス(7歳5人気)→ステイインシアトル(7歳9人気)

18年函館記念
エアアンセム(7歳5人気)→サクラアンプルール(7歳7人気)

一方、同じ日の中京のメイン、古馬ダートオープンの名鉄杯も、興味深い結果に。前2走、なぜだか芝を使われて、福島民報杯6着、新潟大賞典シンガリ16着と屈辱を味わったラインルーフが、得意条件に戻って鬱憤晴らし。2着馬になんと8馬身、1.3秒もの差をつけて、オープン初制覇を果たした。
国内ダートグレード競走の格付け基準が統一された97年以降、JRA古馬ダートオープンを1秒以上差で圧勝した馬はのべ16頭を数えるが、1.3秒以上差となると以下の4頭しかいない。

1.5秒差V アドマイヤドン(03年エルムS)

1.4秒差V クロフネ(01年武蔵野S)

1.3秒差V ゴールドアリュール(03年アンタレスS) ラインルーフ(18年名鉄杯)

ラインルーフ以外の3頭はすべて、当該レース以前にG1を勝っており、当該レースは1番人気に支持された格上馬。オープンすら勝っていない3番人気のラインルーフによる圧勝劇は、とんでもなく異彩を放っている。これがフロックにならないよう、同馬にはぜひともG1制覇を果たしてもらいたい。

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