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09/20/2018

2冠目惨敗からの巻き返し

先週は、東で牡馬、西で牝馬の3冠目トライアル重賞。いずれも「前走2冠目二桁着順馬」が勝利した。春の大一番は、名実ともに、世代最高レベルのレース。夏の上り馬なぞ、そう頻繁に現れはしないため、リフレッシュした2冠目惨敗馬の秋初戦好走は、決して珍しくない。
菊花賞トライアルが東西1レースずつになった00年以降、セントライト記念と神戸新聞杯で掲示板に載った「前走ダービー二桁着順馬」は以下のとおり。

ダービー→セントライト記念
01年シンコウカリド   7人気12着→5人気1着
03年ラントゥザフリーズ 12人気16着→7人気5着
11年フェイトフルウォー 13人気13着→6人気1着
  トーセンラー    7人気11着→3人気2着
15年キタサンブラック  6人気14着→6人気1着
  ミュゼエイリアン  10人気10着→9人気2着
16年プロディガルサン  11人気10着→3人気3着
18年ジェネラーレウーノ 8人気16着→4人気1着
  グレイル      9人気14着→6人気3着
  オウケンムーン   15人気15着→10人気5着

ダービー→神戸新聞杯
04年グレイトジャーニー 14人気10着→4人気4着
05年アドマイヤジャパン 6人気10着→3人気5着
07年トーセンマーチ   15人気14着→14人気5着
09年アンライバルド   1人気12着→1人気4着
09年セイウンワンダー  3人気13着→5人気3着
10年レーヴドリアン   9人気11着→3人気5着
13年アクションスター  16人気14着→8人気4着
14年サウンズオブアース 11人気11着→8人気2着
17年サトノアーサー   5人気10着→3人気3着

セントライト記念と神戸新聞杯では明らかに異なる傾向がある。すなわち、前者の方が、勝ち負けの度合いが圧倒的に高いということ。その原因ははっきりしている。“西高東低”ゆえダービーも関西馬が強く、そのダービー好走関西馬の多くが神戸新聞杯に出走するからだ。平たく言えば、セントライト記念より神戸新聞杯の方がレベルが高いため、ダービー惨敗馬台頭の余地は当然、前者の方が大きいわけである。
それにしても、今年のセントライト記念の「3頭掲示板」は普通じゃない。しかも、前走がダービーだった馬は4頭しかおらず、14、15、16着馬が3着馬を逆転してのけた。今週の神戸新聞杯に出走予定のダービー10、11着馬は、同1、2、4、7、9着馬を相手にどこまで行けるか…。

一方、ローズステークス。秋華賞創設以降、同トライアルで掲示板に載った「前走オークス二桁着順馬」は以下のとおり。

オークス→ローズステークス
97年キョウエイマーチ  1人気11着→2人気1着
03年ピースオブワールド 3人気13着→3人気4着
04年グローリアスデイズ 5人気14着→6人気2着
10年エーシンリターンズ 7人気14着→5人気3着
12年トーセンベニザクラ 11人気10着→4人気5着
  キャトルフィーユ  7人気14着→5人気4着
15年レッツゴードンキ  2人気10着→3人気4着
16年アットシーサイド  4人気11着→3人気5着
18年カンタービレ    7人気13着→5人気1着

牡牝2冠目二桁着順から巻き返して3冠目トライアルを好走した上記馬のうち、3冠目を制したのはキタサンブラックのみ。怪物級でもないかぎり至難の業だが、ジェネラーレウーノ、グレイル、オウケンムーン、カンタービレははたして…。

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