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09/06/2018

目覚めた大器

サマー2000シリーズ最終戦、新潟記念を制したのはダントツ人気のダービー5着馬、ブラストワンピース。同馬の実績は大物感たっぷりだ。
06年創設の同シリーズで3着以内に来た3歳馬は、これまで以下の8頭。うち1番人気は3頭、1着は3頭、1番人気&1着はアドマイヤムーンとブラストワンピースしかいない。

アドマイヤムーン  06年札幌記念 1人気 1着
ブエナビスタ    09年札幌記念 1人気 2着
ラブリーデイ    13年小倉記念 5人気 2着
ハープスター    14年札幌記念 2人気 1着
ヤマカツエース   15年函館記念 7人気 3着
ベルーフ      15年小倉記念 2人気 2着
レインボーライン  16年札幌記念 4人気 3着
ブラストワンピース 18年新潟記念 1人気 1着

昨年まで、2000シリーズに参戦した3歳馬は28頭を数えるが、当該重賞までの最少キャリアは、フライチアソート(08年5着)、アヴニールマルシェ(15年15着)、ミュゼスルタン(15年16着)の「5戦」だった。ブラストワンピースはその記録を塗り替える「4戦」で1着。すごい。いやそれ以前に、グレード制導入以降では以下の5頭しかいない「キャリア3戦以下でダービー5着以内」を果たした時点で、相当の器なのである。

ラグビーボール   1→1→1→ダービー4着
コクサイトリプル  1→1→3→ダービー3着
メジロアルダン   1→1→2→ダービー2着
フサイチコンコルド 1→1  →ダービー1着
ブラストワンピース 1→1→1→ダービー5着

さらに驚くべきは単勝オッズ。86年以降、単勝1倍台の3歳馬が勝ったJRA古馬重賞は20レースを数えるが、そのうち15レースは11~12月開催。10月以前の重賞を勝ったのは、以下の5頭しかおらず、ここでもブラストワンピースのキャリアは飛び抜けて少ない。

オグリキャップ   88/07/10 高松宮記念(1.2倍)キャリア17戦目(地方含む)
オグリキャップ   88/10/09 毎日王冠 (1.7倍)キャリア18戦目(地方含む)
エイシンガイモン  96/08/04 関屋記念 (1.8倍)キャリア11戦目
ドラゴンファイヤー 07/09/29 シリウスS(1.8倍)キャリア9戦目
ブラストワンピース 18/09/02 新潟記念 (1.8倍)キャリア5戦目

直行なら菊花賞は6戦目。勝てばアヅマライ(46年)、サクラスターオー(87年)に並ぶ、レース史上最少キャリアでの戴冠となるが、はたして…。
ちなみに、半妹ヴィクトリアピースは先月、牡馬相手に1800mの新馬戦を快勝。こちらも要注目の好素質馬である。

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