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10/10/2018

超大物2歳牝馬現る

サウジアラビアロイヤルカップは、大本命のグランアレグリアが圧勝。毎日王冠は、紅一点のアエロリットが悠々逃げ切り。オパールステークスは、8番人気の3歳牝馬アンヴァルが快勝。京都大賞典は、オープン初挑戦のレッドジェノヴァが2着。凱旋門賞は、女傑エネイブルが連覇を果たし、3歳牝馬シーオブクラスが2着。紅一点のハットラブが落馬で競走を中止したグリーンチャンネルカップを除くと、先週のオープン競走は、海外G1も含め、すべて牝馬が大暴れ。この中で、個人的に最も度肝を抜かれたのが、初っぱなのグランアレグリアだった。
6月の新馬戦以来4か月ぶり、ほぼ成長分の18キロ増で迎えた、牡馬相手のマイル重賞。スタートでアオったが、向こう正面で一気に2番手まで上がるとそこで折り合い、持ったまま坂下で先頭。ステッキは、抜け出したあと形ばかりの左右2発ずつ。終わってみれば、なんと3馬身半(=0.6秒)差の大楽勝だった。

86年以降、牝馬が勝ったJRA2歳牡牝混合重賞はこれが63レース目となるが、そのうち、2着馬との差が0.5秒以上だったのは以下の13レース。

86年新潟3歳S(芝1200m)    クールハート    3番人気 0.8秒差
91年札幌3歳S(芝1200m)    ニシノフラワー   4番人気 0.6秒差
91年デイリー杯3歳S(芝1400m) ニシノフラワー   1番人気 0.6秒差
92年函館3歳S(芝1200m)    マザートウショウ  2番人気 0.5秒差
93年札幌3歳S(芝1200m)    メローフルーツ   1番人気 0.7秒差
95年札幌3歳S(芝1200m)    ビワハイジ     3番人気 0.6秒差
96年デイリー杯3歳S(芝1400m) シーキングザパール 1番人気 0.8秒差
98年小倉3歳S(芝1200m)    コウエイロマン   1番人気 0.7秒差
07年函館2歳S(芝1200m)    ハートオブクィーン 6番人気 0.7秒差
13年新潟2歳S(芝1600m)    ハープスター    1番人気 0.5秒差
15年函館2歳S(芝1200m)    ブランボヌール   1番人気 0.6秒差
16年小倉2歳S(芝1200m)    レーヌミノル    1番人気 1.0秒差
18年サウジアラビアRC(芝1600m)グランアレグリア  1番人気 0.6秒差

13レースのうち、9レースは1200m戦、10レースは夏のローカル戦。秋の東京マイルで牡馬を千切り捨てたグランアレグリアが只者でないことは、一目瞭然だろう。
さらにすごいのはその人気。86年以降、JRA2歳重賞を単勝1.5倍以下で勝った牝馬は以下の8頭。グランアレグリアの1.3倍は、ヤマニンパラダイスの1.2倍に次いで2位。牡牝混合戦では、当分抜かれそうもない1位である。

ヤマニンパラダイス 94年阪神3歳牝馬S   1.2倍
シーキングザパール 96年デイリー杯3歳S  1.5倍
ロンドンブリッジ  97年ファンタジーS   1.4倍
コウエイロマン   98年小倉3歳S     1.5倍
ピースオブワールド 02年ファンタジーS   1.4倍
ピースオブワールド 02年阪神JF      1.5倍
ミスエルテ     16年ファンタジーS   1.4倍
グランアレグリア  18年サウジアラビアRC 1.3倍

今週は、春2冠馬の単勝オッズに注目。過去、単勝1.5倍以下で秋華賞を制したのは、ファインモーション(1.1倍)、ジェンティルドンナ(1.3倍)の2頭だけだが、アーモンドアイははたして…。

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