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11/08/2018

ディープ産駒ダートG1初制覇

18回目にして初のJRA開催となったJBC、ジャパンブリーディングファームズカップは、G1×3のお祭り。「スプリント」ではルメールのG1騎乗機会4連勝に、「クラシック」ではケイティブレイブの強さに驚嘆。そして、最後の「レディスクラシック」でもちょっとしたサプライズが待っていた。
1番人気ラビットランを差し返したアンジュデジールの父はディープインパクト。この“芝王道サイアー”のJRA主催ダート重賞勝ちは、なんと7年ぶり2回目のことで、ダートG1は初勝利。極端なまでの「芝偏重」は、JRA通算成績の芝・ダート内訳からも一目瞭然である。

芝   1564-1363-1148-7481 勝率.135 連対率.253 3着内率.353
ダート  153- 159- 172-1432 勝率.080 連対率.163 3着内率.253

重賞に限ると以下のとおり。

芝   180-187-168-1135 勝率.108 連対率.220 3着内率.320
ダート  2- 0- 1- 19 勝率.091 連対率.091 3着内率.136

JRA主催ダート重賞には、わずか15頭で計22レースに出走。そのうち掲示板に載ったのは以下の7頭。

ボレアス      11年ユニコーンS 3着
ボレアス      11年レパードS  1着
ドラゴンフォルテ  13年マーチS   5着
グランプリブラッド 14年エルムS   4着
タムロミラクル   17年みやこS   4着
アンジュデジール  18年エルムS   5着
アンジュデジール  18年JBCレディスクラシック 1着

アンジュデジールは、今回のJBCレディクラシック制覇以前にも、昨年7月のスパーキングレディーカップ(Jpn3・川崎)、今年3月のエンプレス杯(Jpn2・川崎)、4月のマリーンカップ(Jpn3・船橋)と、交流重賞を3勝。ほかに交流重賞を勝ったディープインパクト産駒はいないから、ダート重賞計4勝はダントツである。

かくもダートと縁がないスーパーサイアーだが、「2世種牡馬」の中に、早くもダート重賞勝ち産駒を送り出した馬がいる。奇しくもJBCの3日前、門別競馬場で開催された北海道2歳優駿(Jpn3)を、ダノンバラードのファーストクロップ、ウィンターフェルが制したのだ。
ダノンバラードは、ボレアスと同じディープインパクトファーストクロップ。ボレアスが「ダート重賞初タイトル」なら、こちらは「重賞初タイトル」を父に贈った孝行息子。自身のダート実績は、通算26戦目のラストラン、アンタレスステークス14着だけというのが、血統の面白いところである。

ちなみに、ディープインパクト産駒の障害重賞成績は、ここまで「5-1-6-10」で、勝率.227、連対率.273、3着内率.545。出走馬は7頭で、勝ち馬はメイショウブシドウタイセイドリームレッドキングダムの3頭のみという少数精鋭だ。

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