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03/28/2019

またまた二桁人気馬トライアルV

12番人気馬のフィリーズレビュー制覇を受けて「二桁人気でのトライアル1着」を取り上げた翌週、今度は10番人気馬がスプリングステークスを制した。
この連発には、二桁人気以外にも目を引く点がある。ノーワンはプールヴィルと1着同着。エメラルファイトは2着ファンタジストとタイム差なし。先週は「3歳3冠トライアル二桁人気優勝馬」が本番で壊滅していることを指摘したが、今週は「ハンデ戦以外の芝重賞を二桁人気&タイム差なしで勝った馬」の次走G1成績を調べてみた。86年以降の結果は以下のとおり。

マイネルグラウベン 88年NHK杯    → ダービー    5番人気20着
ブゼンキャンドル  99年秋華賞     → エリザベス女王杯 8番人気14着
サクセスストレイン 01年クイーンC   → 桜花賞     6番人気7着
タイキリオン    02年NZトロフィー → NHKマイルC 2番人気14着
メイプルロード   02年小倉2歳S   → 阪神JF    10番人気15着
ヒシミラクル    02年菊花賞     → 有馬記念    5番人気11着
トウカイポイント  02年マイルCS   → 香港マイル   2番人気3着
シンコールビー   03年フローラS   → オークス    9番人気3着
マーブルチーフ   03年京都新聞杯   → ダービー    17番人気12着
ヘヴンリーロマンス 05年天皇賞秋    → ジャパンC   8番人気7着
マイネレーツェル  08年フィリーズR  → 桜花賞     9番人気6着
イナズマアマリリス 08年ファンタジーS → 阪神JF    8番人気5着
マイネルキッツ   09年天皇賞春    → 宝塚記念    5番人気7着
エーシンフォワード 10年マイルCS   → 香港マイル   4番人気4着
クィーンズバーン  12年阪神牝馬S   → ヴィクトリアM 9番人気7着
マイネルホウオウ  13年NHKマイルC → ダービー    7番人気15着
ヒットザターゲット 13年京都大賞典   → 天皇賞秋    11番人気7着
ショウナンラグーン 14年青葉賞     → ダービー    9番人気6着
オーミアリス    14年小倉2歳S   → 阪神JF    8番人気9着
タガノアザガル   15年ファルコンS  → NHKマイルC 15番人気18着
アクティブミノル  15年セントウルS  → スプリンターズS  8番人気9着
デンコウアンジュ  15年アルテミスS  → 阪神JF    2番人気7着
モズカッチャン   17年フローラS   → オークス    6番人気2着
キングハート    18年オーシャンS  → 高松宮記念   12番人気10着
ノーワン      19年フィリーズR  → 桜花賞       ?
エメラルファイト  19年スプリングS  → 皐月賞       ?

ここでも連勝馬は皆無で、2着はモズカッチャン、3着はトウカイポイントとシンコールビーのみ。先週の「二桁人気でのトライアル1着」にも顔を出したモズカッチャンとシンコールビーは、きわめて例外的な存在なのだろう。となると、同じ3歳牝馬のノーワンにも桜花賞好走の望みは辛うじて残されているか…。

エメラルファイトに関しては「クロフネ産駒」という点も興味深い。同産駒はJRA重賞全43勝のうち23勝を牝馬で、牡馬20勝のうち14勝を古馬戦であげている。世代限定重賞を勝った牡馬は以下の4頭だけだ。

フサイチリシャール 05年東スポ杯2歳S 05年朝日杯FS
インパルスヒーロー 13年ファルコンS
クラリティスカイ  14年いちょうS 15年NHKマイルC
エメラルファイト  19年スプリングS

トライアル二桁人気Vのエメラルファイトがまさかの本番Vも果たせば、牡牝通じてクロフネ産駒初のクラシック制覇となるが、はたして…。

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