« 2強では決まらない | Main | 希少な2勝と連勝 »

06/13/2019

「全弟」久々の重賞制覇

関東中央場所で行なわれる上半期最後の芝重賞、エプソムカップを制したのは、ダービー馬レイデオロの全弟、レイエンダ。これは、単なる「良血馬の重賞初勝利」ではなく、歴史的にも重要な1勝となった。
グレード制導入以降、下がJRA重賞を勝ったダービー馬は以下の8頭。「レイデオロ&レイエンダ」は、実に「アグネスフライト&アグネスタキオン」以来、なんと21世紀初の例となったのである。

88年サクラチヨノオーサクラホクトオー(88年朝日杯3歳S・89年セントライト記念・90年AJC杯)

91年トウカイテイオートウカイオーザ(01年アルゼンチン共和国杯)

93年ウイニングチケットロイヤルタッチ(96年きさらぎ賞)

94年ナリタブライアンビワタケヒデ(98年ラジオたんぱ賞)

96年フサイチコンコルドボーンキング(01年京成杯)・アンライバルド(09年スプリングS・皐月賞)

99年アドマイヤベガアドマイヤボス(00年セントライト記念)・アドマイヤドン(01年朝日杯FS・03年エルムS・04年フェブラリーS)

00年アグネスフライトアグネスタキオン(00年ラジオたんぱ杯・01年弥生賞・皐月賞)

17年レイデオロレイエンダ(19年エプソムC)

G1を勝ったのは、サクラホクトオー、アンライバルド、アドマイヤドン、アグネスタキオンの4頭。クラシックホースは、アンライバルドとアグネスタキオンのみ。ダービーの長い歴史の中で、兄弟制覇は「33年カブトヤマ&35年ガヴアナー」「57年ヒカルメイジ&59年コマツヒカリ」の2例しかない。
ダービー馬の下は必ず注目を集めるが、実際は重賞を勝つことすら至難の業。久々の快挙を果たしたレイエンダも、トウカイオーザ、ビワタケヒデ、アドマイヤボスと同じくクラシックは出走すらしていない。繁殖牝馬にとって「ダービー馬を出す」ことは、かくも大きな反動を伴う“一大事業”ということだ。

|

« 2強では決まらない | Main | 希少な2勝と連勝 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 2強では決まらない | Main | 希少な2勝と連勝 »